
2019年7月28日(日)午前・午後
当院院長が会長を務める日本オンライン診療研究会の第2回公開研究会が、東京大学伊藤謝恩ホールにて開かれました。

オンライン診療の明日をイメージし、現場から制度設計への提言をして行くための研究会です。
日本での実践事例、海外実情などを多数の先生方から発表していただきました。

会場とデンマーク、インドの3か国をテレビ会議システムでつなぎ、リアルタイムでやり取りをしたセッションも好評でした。
医療IT先進国の実情は、制度の違い文化の違いを超えて、日本の明日を考える際の貴重な情報だと思います。

シンポジウムでは、日本医師会ならびに東京都医師会、オンライン診療実証実験を取り行った総務省、東京大学ITヘルスケア講座、患者の立場から等、多彩なスタンスからオンライン診療の今後についての議論が交わされました。


これからも、患者ファースト医療としてオンライン診療に取り組む決意を新たにしました。
また、当日、研究会役員会の名で、令和2年度診療報酬改定に於いて、オンライン診療に関する保険点数の制約は解除されるべきであるという旨の提言を発しました。
今後も積極的な活動を続けていく所存です。