インフルエンザウィルスが鼻や口から侵入し、鼻や気管支の粘膜で増殖することで感染します。(飛沫感染)
インフルエンザには、A型・B型のタイプがあります。
症状は、どの形もほとんど同じです。
熱…さむけと高熱 3~5日
苦…全身がだるい、食欲がない。
痛…頭痛、手足の筋肉痛、腰の痛み
腹…お腹が痛い、下痢、嘔吐
咳…咳、鼻水、のどの痛み
学校・保育所は「学校保健安全法」により、休む期間は解熱後2日間を経過するまでです。解熱しても2日間はしっかり休みましょう。
体の免疫方法と考えて必ずしも解熱させなくてもいいでしょう。熱でつらそうなら、解熱剤を使用しましょう。室温は寒すぎないよう程度の暖房で、暖めすぎないようにしましょう。
子どもの好きなもので消化の良いものを与えます。
疲れさせないように、気をつけて、お風呂でさっぱりさせるのはかまいません。
インフルエンザは高熱が主な症状ですが、大人の方も強い解熱剤を使用すると症状が悪化することがありますので気をつけましょう。
インフルエンザのときの解熱剤は、アセトアミノフィン(または、イブプロフェン)を使います。これ以外の解熱剤は使わないようにしましょう。
一番の予防法はワクチン接種です。流行前の10月から12月中にやっておきましょう。ワクチンをせずに流行期になってしまったら、次のことに気をつけましょう。