溶連菌という細菌が感染するためにおこる病気です。
のどに感染すると、のどの痛み・発熱、体に発疹が出るなどの症状があります。
中耳炎になったり、皮膚に感染して「とびひ」になったりすることもあります。
検査で溶連菌感染症と診断されたら、抗生剤を3~10日間内服します。
症状は、2~3日で軽くなりますが、途中で薬の内服をやめてしまうと再発することがあります。指示どおり、最後までしっかり抗生剤を内服しましょう。
リウマチ熱や腎炎などの合併症を起こすことがまれにあります。
再診は必ずしましょう。
多くの風邪は、ウィルスの感染なので抗生剤を飲む必要はありません。
症状を緩和するお薬だけですみます。溶連菌感染症は、細菌の感染症なので抗生剤をしっかり飲む必要があります。
1.2日以上たっても熱が下がらないとき
2.のどの痛みが強くて水分がとれないとき
3.1~2週間後に、元気がない、顔がむくんでいる、血尿(おしっこが赤い)がある、などの症状が出てきたとき