小児科|千葉県いすみ市|外房こどもクリニック




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9月の公開勉強会のご報告

2011/09/26

9/2(金)外房こどもクリニック待合ロビーで
当院 舘野規子医師による「全身の計測の必要性」についての公開勉強会を開催しました。

概要は以下の通りです。

 【身体計測について】

★こどもの身体計測は、次のような意味で重要です。
 ・成長や発育の把握
     ちゃんと大きくなっているかどうか

 ・栄養状態の把握
   栄養は充分か、かたよっていないか
   肥満ややせのチェック

 ・病気や異常の早期発見
   身体計測でわかる体の異常があります

★成長の様子を確認するために、成長曲線をつけましょう。
 (※成長曲線とは、人間の身体的発達の程度を、横軸を年齢、縦軸を調べたいデータとするグラフで表した曲線のことです。)

    成長曲線は、6歳までのものであれば、母子手帳の後ろのほうに入っています。
   それ以上の年長児のものは、インターネット等でダウンロードできます。
   下記のようなページがあります。

   成長曲線ダウンロード(もみの木クラブ)……年齢・性別に合わせて6種類が載っています。

       http://www.mominokiclub.com/tool/kyokusen.html

   成長曲線自動作成プログラム……入力すると自動で曲線を作成できます

       http://www.pediatric-world.com/sd/nose/seicho.html

 ★成長曲線は、1回の計測だけでなく、経過が大切です。

   乳幼児は、身長や体重だけでなく頭囲(頭の大きさ)も重要です。
   年長児になっても年に1回くらいは身体測定を行って、成長の経過を成長曲線につけましょう。
   肥満ややせ、低身長や高身長、また成長曲線が標準の範囲からはずれているとき、
   成長曲線の形が標準の形と違っているときは、医療機関に相談してください。

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